抵抗溶接の品質管理について
抵抗溶接の品質管理に関して、弊社ではウェルドチェッカー(ミヤチテクノスの登録商標)やウェルディングモニタ、加圧力モニタ、変位モニタのご利用を推奨しております。

ウェルドチェッカー
MM-370A

ウェルドチェッカー
MM-380A

ウェルドチェッカー
MM-122A

ウェルディングモニタ
WM-A727

加圧力モニタ
HCP-N

変位モニタ
DPM-B
■抵抗溶接の重要要素
抵抗溶接の品質は、次の3大要素に大きく左右されます。
1.電流
2.通電時間
3.加圧力
これらは抵抗溶接において最も重要なポイント、つまり発熱量の要素と関わります。
〈発熱量 Q=I2Rt Q:発熱量 I:電流値 R:抵抗値(加圧力にて変動)t:通電時間〉
常に安定した溶接品質を維持するためには、これらの要素をチェックする必要があります。ウェルドチェッカー及びウェルディングモニタはトロイダルコイルや電圧検出ケーブル(Vセンスケーブル)を用いて、電流値・電圧値(※)・通電時間を、加圧力モニタは加圧力を測定します。またジュール発熱の要素には含まれませんが、プロジェクション(電流を集中させ発熱しやすくするようにワークに突起を付ける)溶接時など、溶接中にワーク形状が変化(変位)する時にその変位量を測定する変位モニタもあります。
■ISOでの溶接品質管理
ISO9000シリーズで抵抗溶接は特殊工程に位置づけられ、溶接品質の管理は必須条件となります。ミヤチのウェルドチェッカーは全て国家標準とのトレーサビリティ対応で、ISOにおける溶接品質管理の課題を全て解決します。
■溶接電流、加圧力、変位量の測定
溶接電流は短時間に大電流(100〜50,000A位)が流れ、かつその波形も様々なため、普通の電流計では計測できません。ミヤチのウェルドチェッカーやウェルディングモニタはトロイダルコイルによって検出した電流の実効値を演算し正確な電流値を測定します。溶接電流波形と電流値に合った溶接電流計で測定する必要があります。また、加圧力モニタは溶接ヘッドがワークに与えている加圧力を溶接前と溶接後に毎回測定できます。変位モニタはワークの厚みを管理し、かつ溶接沈み込み変位量を監視します。
■監視および記録
ウェルドチェッカー及びウェルディングモニタは監視期間を任意に設定できるので、通電開始時のアップスロープ時間や通電終了時のダウンスロープ時間を除いたり、2段通電の前後を除いたりできます。真に溶接品質の管理に必要な時間を抜き出して監視することにより、効果的な溶接品質の管理が可能になります。また、必要に応じ記録したり、データ作成も可能で、品質を目に見える形で管理することができます。
※ MM-122Aは溶接電流値のみの測定です。